フェンス

今日は涼しい、というか寒いくらいでした。

季節が進みかたが早いなぁと思いますが、毎年こんなもんだっけなぁとも思います。

とりあえず丁度良く快適という時期は短い。

 

上山田の現場でウッドフェンスを作ってきました。

 

IMGP1028

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高低差があったけど段差を付けたくなかったので柱の長さで調節しました。

ウッドフェンスはボリューム感や質感がアルミと比べて凄く良いです。好きな色を選べて庭全体の雰囲気作りに一役買ってくれます。積極的に作っていきたいのですが、問題なのが耐久性です。

野ざらしの木なので時と共に痛みます。注文する方もそこが心配なのではないでしょうか。

長年ウッドフェンスを作ってきましたが、まず一番最初に痛むのが柱の足元でした。ここは地面の湿気の影響をモロに受けてしまいます。

試行錯誤の結果、現在は柱に太めの鉄筋を打ち込んで独立基礎に差し入れる仕様にしています。こうすれば木部が土に触れないので耐久性が大幅に上がります。これで柱はOK

次に痛むのが笠木です。野ざらしの木でも垂直方向のものは比較的長持ちします。水気が切れて乾燥しやすいからです。しかし笠木は水平方向なので水がはけません。結果痛みが早くなります。

これまでも経年劣化で笠木だけ交換するというケースが多くありました。そこで、オプションで板金仕様を用意しました。

 

IMGP1030

 

 

 

 

 

 

 

 

 

板金屋さんに頼んで笠木を覆ってもらいます。最近始めたので実際の耐久性はわかりませんが、水がかからないので相当長持ちすると思います。

色もフェンスほどではないですが5色くらいから選べます。ツートンカラーでオシャレ度アップします。

これで笠木もOK

後は2年に一度くらい塗装してもらえればバッチリです。

ウッドフェンスが欲しいけど耐久性が心配という方、こんなところでどうでしょうか?

 

 

2017/9/16 記