夏休みの工作
夏休み終わっちゃったなぁ〜と思っていたら、もう8月も終わりそうです。
一時の酷暑は何処へやら、風に秋を感じるようになっています。まぁもう一度くらい最後の悪あがき残暑が来るんだろうが。
久しぶりの更新ですが木工ネタです。夏休みが始まると同時に作り始めて昨日完成しました。
材料は先日仕入れたヤマザクラ。皮付きの荒材を丸ノコで荒木取りした後、手押しカンナ、自動カンナ、テーブルソーで厚み出しと幅決め。
綺麗な板の状態になったものをホゾ加工していきます。作るのは3段引き出し。角は通し蟻で組んで底板は通しホゾ。
初めてスライドレールを使ってみました。手順がよく分からないので取り敢えず付けてみましたが結果オーライでした。後で微調整できるので上手く納まります。
組み上げて引き出し位置の微調整中。
黒檀の端材から取っ手を切り出します。どういう形にするか、いつも悩みます。悩んだ跡が分からないようなごく普通の形に落ち着きました。
取っ手を取り付けてオイルで仕上げて出来上がり。立派なのが出来たな〜。
引き出すとこんな感じに。高さ550、幅450、奥行き300 小振りながらも無垢の木の存在感があります。
あんな板からこんな家具ができるなんて、何か不思議な気がします。自分で作ったのに。
あの板も元は丸太だったわけで、もっと言うと山に生えていた木だったわけで、ロマンを感じます。木工面白いなぁ。
2016/8/29 記