今年も宜しくお願いします
新しい年になりました。今年も安藤造園を宜しくお願いします。
あちこちで話を聞くのですが、手仕事でモノづくりをしている人達にとって、昨今大変厳しい状況です。
信じられないほど安価でちょっと目を引くデザイン、世の中そう言うもので溢れています。
庭づくりも似たような状況です。
デザインされたブロック塀、アルミフェンス、コンクリート舗装、カーポート、人工芝…
美意識に正解はないので良い悪いを論じるつもりはありません。問題なのは、どんどん画一化していると言う事です。
画一化しているものは機能的かもしれませんが、面白くない。
2020年も安藤造園は面白いモノを作り続けていきたいと思っています。そこに住む人も、通りがかりの人も、みんな楽しくなるような庭が出来たら良いですね。
さて、お正月は毎年、春日部にあるカミさんの実家にお邪魔していました。図々しくもコメちゃんまで一緒に数日厄介になっていたのですが、最近あちらでネコを飼い始めたわけです。
これは同じ空間に入れたら大変な事になるのは目に見えているので、さてどうしようペットホテルにでも預けようか、などと思案したわけですが、今まで一度も預けた事が無く不安なのと探すのが面倒になって、結局二人で留守番することにしました。
おかげで久しぶりに木工三昧でした。
もういつ作り始めたのか忘れたのですが、脚付き小箪笥が完成。
H1060 W600 D300
材はケヤキ。本体は通し蟻、引き出しは包み蟻、脚は通しホゾで金物は一切使っていません、、、と言いたいところですが引き出しの取手をアイアンにしました。これはネジ止め。アイアンと無垢の木は相性が良いな。
本体と引き出しの前板をブックマッチで制作しました。(ブックマッチとは何ぞや?と気になる人はGoogle先生に聞いて下さい)
なかなかカッコイイものが出来たな〜。
このところなかなか時間が取れなかったり、カミさんから機械の音がウルサイとクレームが来たりで木工から離れていました。
今年も状況は変わらないだろうなぁ。まぁボチボチやります。