長野県上田市 庭園設計・施工・管理の安藤造園

日中汗をかくくらいになってきました。それでも朝晩は寒い。真田丸で知名度全国区となった真田で仕事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、玄関脇の植桝のヒイラギが傷んでしまったので何か植え替えて欲しい。

次、角の掃き出し口の部屋はおばあさんの居室なのですが、外から丸見え過ぎて一日中カーテンを開けられない。どうにかして欲しい。という依頼でした。

建物が平屋の和風建築なので、庭も和風の直球勝負でいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェンスを一部撤去して焼杉丸太立て込み。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

L字の御簾垣としました。屋根は瓦仕様の豪華版。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御簾の内側は水鉢、川石飛石、木曽石ゴロタ。植栽はアセビとベニシダレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関脇は小振りながら出来上がっているアカマツの模様木、足元は錆砂利。

 

「これで看板でも出したら料理屋みたいね」と喜んで頂きました。

御簾垣内側の植栽は最小限にしました。おばあさんが園芸趣味で、カタクリ、ニリンソウ、ヒトリシズカなど山野草をいろいろ増やしている上級者なので好きなものを植えてもらおうというわけです。

早速あそこにはあれ、ここにはこれ、と思案していました。

 

今回工事した範囲は幅1.5m、長さ4mほどの狭いスペースでしたが、立派に庭になります。

これからはカーテンを開けて好きな山野草を眺めて楽しんで下さい。