えらいこっちゃ
事の発端は先週の金曜日。
雨で午後から休みになったので木工タイムにしたわけです。
最近あまりネタにしていませんが木工趣味はマイペースで続いています。
ちょこちょこ空き時間を見つけては彫っていたケヤキの通い盆、木地が出来上がったので漆で仕上げることにしました。
まぁ漆と言っても拭き漆なので入門編です。生漆をテレピン油で薄めて刷毛塗りしてから拭き取り、押入れケースを簡易室にして乾燥させました。
土曜日には2度めの拭き漆をしたのですが、手首の辺りがちょっとブツブツしていて、「軽くかぶれたかな〜」程度に思っていました。
ちなみに、僕は小学生の頃漆にかぶれたことがあります。
キャンプに行ってそれとは知らずに漆の木を切ってきてスプーンを作ってカレーを食べたという、最早ネタのような話で、全身とんでもなくかぶれてしばらく学校を休みました。
顔なんかパンパンに腫れ上がって目も開けられないような状態。そりゃあもう酷いもんでした。
そういう経験もあったので今回漆を扱う際には細心の注意を払いました。長袖長ズボン、使い捨てのゴム手袋と肘まである手甲、これなら漆が付くこともないし、かぶれても高が知れてるだろうと思っていました。
しかし甘かった。
土曜日にちょっと手が痒いなぁ位だったのがみるみるうちに広がってきて、日曜日には顔まで湿疹ができ始めました。
その湿疹もどんどん酷くなり、今朝はもう顔全体が腫れぼったく、あなた誰?状態。
たまらず皮膚科に行きました。「漆塗りをしていてかぶれた」と言ったら、「そりゃあかぶれますよね」と。
揮発性物質らしく、直接触らなくても弱い人はかぶれるらしいです。漆恐るべし。
こりゃあしばらく仕事どころじゃありません。今日は歯医者の予約があったのだけどそれもキャンセル。予定が狂います。
腫れ上がった顔は記念に写真に収めたのですがキモチワルイのでブログには載せません。見たい方にはそっとお見せします。